ひとり起業で「お金を借りて」はじめるのはおススメしない。その理由とは?

小学生でもできる起業のやり方
はじめくん
はじめくん

よし!起業する気持ちは固まったぞ!でも貯金がないからどこかでお金を借りて起業をはじめたほうがいいのかなあ・・・

専業、副業に限らず、起業を考えている人にとって必要になってくるのが「お金」ですね。

最近はスモールビジネスで起業する方も多いですが、それでも起業するとなると、ある程度のお金がかかることは仕方がありません。

その際、自分に今お金が手元にない場合でも、起業したいときはどうしますか?その場合は次の選択肢が考えられます。

  • 起業に必要なお金を家族から借りる
  • 起業に必要なお金を友人から借りる
  • 起業に必要なお金を金融機関から借りる

結論から言うと、ひとりで起業するとき「お金を借りて」起業しようとすることはおススメしません。

お金を借りて起業するということはいろんな意味でリスクを伴うからです。

ひとり起業で借金はしないほうがいい3つの理由

ではなぜひとり起業でお金を借りてまでやるべきではないのでしょうか?

それには次の3つの理由からです。

起業は、お金をかければかならず成功するというものではないから

起業というのは、お金をかけたからといってかならずしも成功するとは限りません。

起業が成功するためには、その人の持っているスキルや人脈、あるいは時の運などの要素がうまく回らないとなかなか成功しません。


経営のプロでも、いろいろビジネスをやってみて、やっと1,2個手ごたえがあるといった感じなので、経営の素人であればなおさら当たりを引くのはむずかしいといえます。

だからまずはお金をかけずに事業を始めて、お金を稼げるようになってからお金をかけるようにするという順番でやるようにしましょう。

一度お金を借りると「借りグセ」がついてしまうから

お金を借りるということは、あとで返さなければなりません。これは当然のことです。

しかしお金がなければ借りればいいという考えがいつも頭にあると、それに頼ってしまうようになり、いわゆる「借りグセ」がついてしまいます。


そうなれば、困ったときに他人に頼ってしまうばかりで、自分で何とかしようという意識が働くなってしまいます。

事業で苦しいことがあっても自分で何とかしなければなりません。ほかの人に頼るのは最後の手段として取っておきましょう。

家族や友人との信頼関係が壊れてしまうから

あなたは事業を始めるにあたりお金を借りようと考えていて、その際、金融機関以外に家族や友人からお金を借りようと計画しているとします。

でももし事業が思ったようにうまくいかなかった場合、その借りたお金が返せないときはどうするのでしょうか?


一回だけなら待ってもらえることもあるでしょうが、返済が滞ってしまうとなると、あなたの信用は一気に崩れてしまいます。それは家族であってもしかりです。

金が返せないということになれば、それ以上お金を貸してくれるところはなくなります。そうなるとあなたの事業は一気に廃業に向けて動き出すことになります。


このようにお金を借りてまで、自分の事業をやろうとすることはかなりリスクを伴うということはかならず知っておかないといけません。

そういうことから、結論としてはやはり「ひとり起業ではできる限りお金は借りない」ということになります。

とはいってもどうしてもやりたいビジネスがあり、それにはどうしてもお金がかかる場合はどうすればいいのでしょうか?

お金がないけど起業をしようとする場合の注意点とは?

お金は手元にないけど、やりたいビジネスがある、すぐに起業を始めたい場合はどうすればいいのでしょうか?

それには次のポイントを押さえる必要があります。

最初に「お金がかからないビジネス」を始めることを考える

ビジネスをはじめようとするときに、お金を必要とするようなビジネスはやらないようにすることが大事です。

お金がかかるビジネスとは、たとえば高い家賃を必要とする飲食店や、高額なフランチャイズ契約料を必要とするコンビニ経営などです。


このようなビジネスは、最初に多額のお金を必要とするので、いきなりこのようなビジネスを始めるのはおススメしません。

今はネット起業など、最初にお金をかけなくてもはじめられるビジネスはたくさんあります。そうしたビジネスから始めてみましょう。

どうしてもやりたいビジネスがあってお金がかかるときは自分で工面する

ビジネスを始めようとするときに、借金してまでするのはおススメしません。

もしその事業が失敗したときに多額の負債を抱えてしまうことになると、その後の人生設計が大きく狂ってきます。そうなれば借金を返すためにお金を稼ぐといったことになるので最悪のパターンです。


どうしても自分がやりたいビジネスがあって、それにはお金がかかるときは「自分で工面する」ことが大前提です。

どうしても借金しないとお金が足りない場合、借入額はできるだけ少なくすることが大事です。とにかくひとり起業では「できるだけ借金はしない」ようにしてください。

上の2つがムリなら、あきらめるという選択肢も持つ

ひとり起業の場合、できるだけ資本は少なく、借金も極力しないというビジネスモデルで始めることが大事です。

もし事業でリスクを負いたくないのであれば、今はその時期ではないと判断してあきらめることも一つの選択肢として考えることが大切です


サラリーマンであれば「副業」で始めてみる

サラリーマンをしているのであれば、いきなり今の仕事を辞めて事業を始めるのではなく「副業」ではじめることも重要です。

事業がうまくいかなくても本業があれば少なくとも食いつなぐことができます。

副業で始めることでうまくいかなかったときの保険が掛けられますし、副業で経験を積んでから起業しても決して遅くはないと思います。

まとめ

ひとり起業では「お金をかける」「借金をする」という形での起業はおススメしません。

起業にはいろんなリスクが伴います。とくに事業の経験が少ない方はなおさらです。

そこで、起業をやろうとするときは、もしうまくいかなかったときのためにしっかりと保険をかけておくようにしましょう。

具体的には、「お金をかけない」「借金はしない」「副業から始める」といったことです。

あとで困ったことにならないように、最初のうちにしっかりとその辺のことを考えたうえで起業を考えるようにしましょう^^

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